メイキング:2016年賀状
■その1 ラフ
ラフをズバババーッと描いていきます!
ここでは全体のイメージと、メインサルと周りの脇役の配置のバランスを見ながら描いていきます。
■その2 線トレース
最近お気に入りのモコモコペンで、描いていきます!
脇役はサルに比べて、自己主張の少ない表情とポーズにしています。
あとは線の太さを変えています。
■その3 整理
それぞれレイヤーを分けてありますので、全部スマートオブジェクトに変えて整理するとこんな感じです。
(スマートオブジェクトに関してはこちらのメイキングの「その3」をご参考に)
■その4 色つけ
途端に華やかですね!
メインとなるサルが暖色なので、周りを寒色めにしてサルと差別化しました。
他のは何色でもよかったのですが、筋斗雲だけはやっぱり黄色がしっくり来るんだよなぁ
水色とかにしちゃえば、もっとサルが見やすくなったと思うんだけど、黄色を捨て切れませんでした。
■その5 色トレス
ようやく今回のメインなので、じっくりいきましょう!
何度も言っていますが、この年賀状の主役はサルで、周りの脇役はただの賑やかしです。模様です。柄です。なんとなく存在が確認できればいいだけの存在です!
でも、あると無いとでは大きな違いがあります。
大量に送られてくる年賀状をペラペラとめくる中で、少し止まってジックリ見てもらえないかなぁと思い、たくさん描きました。
ま、空白が怖い作家のあがきとも言えますがねw
本題です。
その4とその5を比べて見てもらえるとわかりやすいと思います。
なんだか今までよりサルがシッカリ見えるようになっていませんか?
これはメインのサルには何もしていなくて、脇役の方を色トレスによって存在感を薄くしてもらっています。
さっきから普通に使ってる色トレスという単語。正式名称なのかわかりませんが今回はこれについて。
簡単に言えば、色つきの主線です。
メインのサルの主線は黒のままですが、周りの脇役を色つきの主線に変えています。
これによって、やわからい雰囲気になりますよね。
ひとまず参考に桃太郎のレイヤー構成を見てみましょう。
1キャラの基本構成はほぼこんな感じです。
マスク代わりの「白ベース」の上に色をのせて、上に影と白などの厚み系、一番上に線画がくる状態です。
ここまで分けていれば、修正が必要になった時に困ることは無いです。
ここで注目して欲しいのは、上二つの「線画」と「色トレス」のレイヤーです。
(1)の部分をクリックすることにより、(2)の矢印が付いて、下のレイヤー(ここでは線が)に描かれた部分にしか描けなくなります。
こんな感じですね。
これを利用して、黒い主線の上に好きな色を乗せていけばあっという間に完成です。
たったこれだけです!
これだけでいつもと違った雰囲気の絵になったりしますので、試してみても楽しいと思います!
■その6 文字入れ
文字を入れます。
ただサルの絵を描いていたわけではありません。
これは年賀状です!
引きで見るとわからないと思いますが、地味に描いています。
気づかれずとも、フォントを打ち込んだ物より柔らかい印象が伝わると信じて描きました。
■その7 完成
全体のバランスを細々整えて完成です!
これでだいたい12時間くらいでしょうか。
何日かに分けて描いていたので、なんとなくですが。
今度メイキング用に描くときは時間を計ってみるのもいいかもですね!
ではでは、長い割には革新的なことは何もしていない記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ラフをズバババーッと描いていきます!
ここでは全体のイメージと、メインサルと周りの脇役の配置のバランスを見ながら描いていきます。
■その2 線トレース
最近お気に入りのモコモコペンで、描いていきます!
脇役はサルに比べて、自己主張の少ない表情とポーズにしています。
あとは線の太さを変えています。
■その3 整理
それぞれレイヤーを分けてありますので、全部スマートオブジェクトに変えて整理するとこんな感じです。
(スマートオブジェクトに関してはこちらのメイキングの「その3」をご参考に)
■その4 色つけ
途端に華やかですね!
メインとなるサルが暖色なので、周りを寒色めにしてサルと差別化しました。
他のは何色でもよかったのですが、筋斗雲だけはやっぱり黄色がしっくり来るんだよなぁ
水色とかにしちゃえば、もっとサルが見やすくなったと思うんだけど、黄色を捨て切れませんでした。
■その5 色トレス
ようやく今回のメインなので、じっくりいきましょう!
何度も言っていますが、この年賀状の主役はサルで、周りの脇役はただの賑やかしです。模様です。柄です。なんとなく存在が確認できればいいだけの存在です!
でも、あると無いとでは大きな違いがあります。
大量に送られてくる年賀状をペラペラとめくる中で、少し止まってジックリ見てもらえないかなぁと思い、たくさん描きました。
ま、空白が怖い作家のあがきとも言えますがねw
本題です。
その4とその5を比べて見てもらえるとわかりやすいと思います。
なんだか今までよりサルがシッカリ見えるようになっていませんか?
これはメインのサルには何もしていなくて、脇役の方を色トレスによって存在感を薄くしてもらっています。
さっきから普通に使ってる色トレスという単語。正式名称なのかわかりませんが今回はこれについて。
簡単に言えば、色つきの主線です。
メインのサルの主線は黒のままですが、周りの脇役を色つきの主線に変えています。
これによって、やわからい雰囲気になりますよね。
ひとまず参考に桃太郎のレイヤー構成を見てみましょう。
1キャラの基本構成はほぼこんな感じです。
マスク代わりの「白ベース」の上に色をのせて、上に影と白などの厚み系、一番上に線画がくる状態です。
ここまで分けていれば、修正が必要になった時に困ることは無いです。
ここで注目して欲しいのは、上二つの「線画」と「色トレス」のレイヤーです。
(1)の部分をクリックすることにより、(2)の矢印が付いて、下のレイヤー(ここでは線が)に描かれた部分にしか描けなくなります。
こんな感じですね。
これを利用して、黒い主線の上に好きな色を乗せていけばあっという間に完成です。
たったこれだけです!
これだけでいつもと違った雰囲気の絵になったりしますので、試してみても楽しいと思います!
■その6 文字入れ
文字を入れます。
ただサルの絵を描いていたわけではありません。
これは年賀状です!
引きで見るとわからないと思いますが、地味に描いています。
気づかれずとも、フォントを打ち込んだ物より柔らかい印象が伝わると信じて描きました。
■その7 完成
全体のバランスを細々整えて完成です!
これでだいたい12時間くらいでしょうか。
何日かに分けて描いていたので、なんとなくですが。
今度メイキング用に描くときは時間を計ってみるのもいいかもですね!
ではでは、長い割には革新的なことは何もしていない記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
- 2016.01.12 Tuesday
- メイキング
- 18:05
- comments(0)
- -
- -
- by 青木健太郎/オキケン