メイキング:G36C
完成までの大まかなプロセスはこちらでわかってもらえると思うので
今回はちょっとラフについて細かく書こうと思います。
ちょうど最近ラフに使っていたブラシを変えました。
こんな感じの水彩風ブラシから
このデフォでフォトショップに入ってるノーマルブラシに
なんで変えたかというと上の水彩風ブラシはそもそもの設定で描いた線がうすいので、しっかりした線を引こうと思ったら同じ所を何度もなぞらなきゃいけないんですよ。
面倒だし時間もかかるし効率が最悪なのでシッカリとした線が引けるデフォブラシに変えたという訳です。
じゃぁなんでそんな面倒なブラシを使ってたんだよ!?って話ですがコレは簡単です。ペンタブレットを使ってキレイな線が引けないんですw
輪郭もぼんやりしていて、軽く引いたくらいじゃ自己主張しない薄々ブラシでちょっとずつ形にして行くのです。
ほ〜らめんどくさそうでしょ?
描き続けた甲斐もあってか、ラフに使うくらいなら気にならないくらいの線が引ける様になったので移行したという訳です。
とは言いつつも、一発で狙った通りというのはまだちょっと難しいので「流量」を50%以下にして使っています。
■その1 ラフ
ようやく本編に。
今回の主役は女の子が持つアサルトライフルです。
カッコイイ銃とカワイコちゃん。突っ立ってるだけでも絵になりますね。殺伐とさせたい訳じゃないので小鳥に助けてもらいました。
ちなみに今までの水彩風ブラシで描いたラフはこんな感じ
変わんね、って思った?いいんです。ブラシ変更で重要なのは見た目じゃなくて速度なのです。
今回はちょっとラフについて細かく書こうと思います。
ちょうど最近ラフに使っていたブラシを変えました。
こんな感じの水彩風ブラシから
このデフォでフォトショップに入ってるノーマルブラシに
なんで変えたかというと上の水彩風ブラシはそもそもの設定で描いた線がうすいので、しっかりした線を引こうと思ったら同じ所を何度もなぞらなきゃいけないんですよ。
面倒だし時間もかかるし効率が最悪なのでシッカリとした線が引けるデフォブラシに変えたという訳です。
じゃぁなんでそんな面倒なブラシを使ってたんだよ!?って話ですがコレは簡単です。ペンタブレットを使ってキレイな線が引けないんですw
輪郭もぼんやりしていて、軽く引いたくらいじゃ自己主張しない薄々ブラシでちょっとずつ形にして行くのです。
ほ〜らめんどくさそうでしょ?
描き続けた甲斐もあってか、ラフに使うくらいなら気にならないくらいの線が引ける様になったので移行したという訳です。
とは言いつつも、一発で狙った通りというのはまだちょっと難しいので「流量」を50%以下にして使っています。
■その1 ラフ
ようやく本編に。
今回の主役は女の子が持つアサルトライフルです。
カッコイイ銃とカワイコちゃん。突っ立ってるだけでも絵になりますね。殺伐とさせたい訳じゃないので小鳥に助けてもらいました。
ちなみに今までの水彩風ブラシで描いたラフはこんな感じ
変わんね、って思った?いいんです。ブラシ変更で重要なのは見た目じゃなくて速度なのです。
■その2 骨格 ポーズ
ラフにも段階があり、上のは「完成したラフ」とでも言いましょうか。いきなりあんな状態のものはさすがに描けないので、ラフの完成までに気をつけていることを紹介して行きます。
昔は考えて描くことが皆無だったので、顔を描いて首を生やしてソコから順に体が出来上がって行くという、ミュータントの誕生みたいな描き方をしていたんですが、当然バランスの悪い絵しか出来上がりません。
なので初めにポーズの骨組みを組んでしまいます。幸か不幸か僕の絵はリアルなものでは無いので、骨格も割と大雑把です。こんなもんです。
イメージは藤子先生の21エモンに出てくるゴンスケ君です。
ゴンスケ君が描ければ人間なんてチョロいもんです。
骨格とか言われちゃうと、嫌に感じちゃう人もゴンスケ君なら描けそうでしょ?
偉大な先生とゴンスケに感謝です。
あとはピンクの線で引いた、人間の急所をなぞった中心線を意識して行けば、そうそう変なものは出来ないんじゃないでしょうか。
■その3 肉付け 体のラインの確認
ゴンスケに肉付けしたのがコチラです。
鉄の塊から、女の子にして行きます。
ですが!正直、ここまでシッカリ描くことはほとんどありません。今回はメイキング用ということで。
せいぜい肌が出てる部分くらいです。ちゃんと描く部分なんで当たり前ですが。
見えない左手とかゴンスケ君のまんまです。
女性を描く時は胸を膨らませて、腰からおしりにかけて骨盤を強調して、手首足首を細くすれば女性っぽい体つきになります。なってる…よね?
あと肩幅くらいですかね、僕が気にしている部分は。
■その4 トレース
イラストレーターでトレースです。
ラフで長々と書いてしまったので、トレースに関してはまたの機会にでも。
僕の中であくまで銃が主役なので、黒い銃身が目立つ様に女の子のイメージカラーに柔らかいピンクを置きました。アクセントにちょいちょいショッキングピンクを置いてみました。全身同系色でまとめても画的にもイラスト的にも面白くないので、髪の毛にピンクの補色である緑にしてみました。
色に関しては、落ち着きとメリハリのバランスが大事かな、と思います。
パスのブラッシュアップ。
間違い探し感覚で、上のと比べてみて下さい。
そんなに違いがわからないと思いますがw
余談ですが、このトレースを終えた時点でパソコンがクラッシュ(?)したのでこのトレースは2回目です。もうね!言葉には表せない感情で描いていまいしたw
あんなに楽しく描いてた銃も2回目だと思うと、めんどくさい!めんどくさいよー!
…バックアップはこまめに(´;ω;`)
■その5 色塗り
おおまかな影付け。
コレからの作業の確認と予行練習も兼ねています。
光源は右上、時計で言ったら1時くらいでしょうか。
影を塗って行きます!
髪の毛にグラデーションとか入れてみました。
CMYKにしたら出ない色なので、モニター上で堪能して下さい。
銃はガシガシとエイジング気分で傷を付けて行きます。少しでも厚みが出ればと。
イラレで作った下地を消して、フォトショップで塗った部分だけの画像です。
この状態の絵を見ると塗った部分がよくわかるので、好きなのです。
これだけでも、どういう絵かわかりますね!
■その6 完成
足下の草をササッと描いて完成です。
なんか淋しいと思った?
完成です!
■後記
今回はラフでの作業をメインに置いていたので後半がスカスカですが、ここで書いてしまうと後々書く事が無くなってしまうので、お察しいただければと。
またいつか、トレース編、影塗り編とまとめて行ければと思っています。しかしフォトショップでの色塗り作業は特別書くことが本当に無いですw
ど、どうしよっかな|ω・)
ラフにも段階があり、上のは「完成したラフ」とでも言いましょうか。いきなりあんな状態のものはさすがに描けないので、ラフの完成までに気をつけていることを紹介して行きます。
昔は考えて描くことが皆無だったので、顔を描いて首を生やしてソコから順に体が出来上がって行くという、ミュータントの誕生みたいな描き方をしていたんですが、当然バランスの悪い絵しか出来上がりません。
なので初めにポーズの骨組みを組んでしまいます。幸か不幸か僕の絵はリアルなものでは無いので、骨格も割と大雑把です。こんなもんです。
イメージは藤子先生の21エモンに出てくるゴンスケ君です。
ゴンスケ君が描ければ人間なんてチョロいもんです。
骨格とか言われちゃうと、嫌に感じちゃう人もゴンスケ君なら描けそうでしょ?
偉大な先生とゴンスケに感謝です。
あとはピンクの線で引いた、人間の急所をなぞった中心線を意識して行けば、そうそう変なものは出来ないんじゃないでしょうか。
■その3 肉付け 体のラインの確認
ゴンスケに肉付けしたのがコチラです。
鉄の塊から、女の子にして行きます。
ですが!正直、ここまでシッカリ描くことはほとんどありません。今回はメイキング用ということで。
せいぜい肌が出てる部分くらいです。ちゃんと描く部分なんで当たり前ですが。
見えない左手とかゴンスケ君のまんまです。
女性を描く時は胸を膨らませて、腰からおしりにかけて骨盤を強調して、手首足首を細くすれば女性っぽい体つきになります。なってる…よね?
あと肩幅くらいですかね、僕が気にしている部分は。
■その4 トレース
イラストレーターでトレースです。
ラフで長々と書いてしまったので、トレースに関してはまたの機会にでも。
僕の中であくまで銃が主役なので、黒い銃身が目立つ様に女の子のイメージカラーに柔らかいピンクを置きました。アクセントにちょいちょいショッキングピンクを置いてみました。全身同系色でまとめても画的にもイラスト的にも面白くないので、髪の毛にピンクの補色である緑にしてみました。
色に関しては、落ち着きとメリハリのバランスが大事かな、と思います。
パスのブラッシュアップ。
間違い探し感覚で、上のと比べてみて下さい。
そんなに違いがわからないと思いますがw
余談ですが、このトレースを終えた時点でパソコンがクラッシュ(?)したのでこのトレースは2回目です。もうね!言葉には表せない感情で描いていまいしたw
あんなに楽しく描いてた銃も2回目だと思うと、めんどくさい!めんどくさいよー!
…バックアップはこまめに(´;ω;`)
■その5 色塗り
おおまかな影付け。
コレからの作業の確認と予行練習も兼ねています。
光源は右上、時計で言ったら1時くらいでしょうか。
影を塗って行きます!
髪の毛にグラデーションとか入れてみました。
CMYKにしたら出ない色なので、モニター上で堪能して下さい。
銃はガシガシとエイジング気分で傷を付けて行きます。少しでも厚みが出ればと。
イラレで作った下地を消して、フォトショップで塗った部分だけの画像です。
この状態の絵を見ると塗った部分がよくわかるので、好きなのです。
これだけでも、どういう絵かわかりますね!
■その6 完成
足下の草をササッと描いて完成です。
なんか淋しいと思った?
完成です!
■後記
今回はラフでの作業をメインに置いていたので後半がスカスカですが、ここで書いてしまうと後々書く事が無くなってしまうので、お察しいただければと。
またいつか、トレース編、影塗り編とまとめて行ければと思っています。しかしフォトショップでの色塗り作業は特別書くことが本当に無いですw
ど、どうしよっかな|ω・)
- 2012.09.25 Tuesday
- メイキング
- 21:02
- comments(2)
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- by 青木健太郎/オキケン